2009年12月17日木曜日

クルーズ客船は好況?

 こんな不況なのに、富裕層には関係ないのですな。

 商船三井客船の「にっぽん丸」が全面改修を施すらしい。というか、すでに改修に取り掛かっていて、来年2月には完了するという。

 不況の時代、クルーズ客船に乗る人など減る一方で、海運会社もクルーズ客船事業など手放そうなどと思い始めているのではないか、と思いきや、クルーズ客船の利用者は年々増加しているという。

横浜港大桟橋埠頭にて。改修前のにっぽん丸。
 











 今回の全面改装も、利用者増加に対応したもので、高価格の部屋を増設するという。特に5月に予定されているクルーズでは、費用900万円に関わらずキャンセル待ちが来ているという。 
 
 利用者は団塊世代の富裕層で、節約志向を騒ぐ我々庶民には想像もつかない世界だ。さらに、日本人でも飛行機で米国に出向き、現地でクルージングを楽しむ富裕層も大多数いるという。なんというセレブリティ。カリブ海はクルーズ客船のたまり場らしく、アメリカ人の富裕層がそこで休日を楽しんでいると言う。ディズニー仕様のクルーズ客船も2隻存在する。

 荷動きが無くてもがいている外航海運業界ですが、客船事業は意外なドル箱事業ですな。よくわからないけど、豪華客船の船員さんは航行中でもつなぎではなくフォーマルな服装なのかな??

参考文献
日経産業新聞 09年12月4日

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