およそ20日前の3月6日のことですが、
“第2回海洋教育フォーラム 日本の海洋教育を考える 船長さんが語る海洋教育”
というものを聞きに行きました。
このような機械に触れるのも初めてですので。
船員を志すものとして刺激をいただこうと思い参加したのですが。
日本船舶海洋工学会による案内
http://www.jasnaoe.or.jp/mecc/data/news100306-1.pdf
日本船舶海洋工学会主催で、場所は船の科学館。
内容は帆船教育の意義から始まり、各校の練習船の船長さんや航海士の方々、船の科学館でボランティアをなさっているJR青函連絡船で船長をされていた方の講演でした。
中でも最初の「いまなぜ帆船教育か」と題する、航海訓練所の元船長のお話が非常に印象に残った。帆船教育で身につけるべきものは“シーマンシップ”というもので、これを13項目にわたって紹介し、これらを“理解する”だけではなく“現場で身につける”ものであるということを強調されたことです。13項目を要約すれば①自然とバランスよくやっていく、②自立する、③団結する、これらを体現することと言ったところでしょうか。
“体現する”、もっと簡単に言えば“できるようになる”というのは他の練習船の船長さんもおっしゃっておりました。これが船員教育の鍵なのでしょう。勉強になりました。
3000円という高い金を払って懇親会にも出させていただきました。これは何というか、現役船員の方々や海洋工学部生の方々ばかりで、最初はちょっと…と思った自分でしたが、ここで引き下がるわけには行かず、何人かの現役の船員さんや出版社の方、水産高校の先生などとお話させていただきました。皆さん商船大卒の方々ばかりで、海員学校に行くつもりの自分には多少肩身が狭かったですが、これはわかっていたこと。海洋大に行ったほうがいいと言ってくださった方も居ました。大丈夫かな俺…
なんだかんだでいろいろと刺激をいただきましたが、講演の参加者がやはり船員の方や学会がらみの方々が大多数を占め、わたしのような一般人が少なかったことも事実です。
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